料理は、やり出すと止まらないと言われることがあります。
と言うのも、スパイスを変えたり、調理に工夫を加えることで、いくらでもアレンジができるからです。
ビギナーの方でも作りやすい料理が、卵を使ったものです。
卵を使ったものとしては、オムライスや玉子焼き、目玉焼きなどを思い浮かべるでしょう。
始めのうちはオムライスなどを作っておき、腕も上達してきたら、より難しいものも作ってみると良いでしょう。
料理を上達させるには、大きく2つの方法があります。
まず、教室に通う。
プロに教えてもらうことで、上達も早いと言えますが、受講費がかかってしまうのがネックです。
次に、書籍を活用するというものです。
最近の料理本には、調味料から材料、調理手順まで掲載されているものが多いため、初心者でも比較的スムーズに調理を行えます。
書店に出向かなくても、インターネット上でも調理法が掲載されているため、それらも参考にすると良いでしょう。
上手く調理できたら、家族に食べてもらい、感想を聞くのも良いし、一緒に作ってみるのも微笑ましいです。
最初のうちはたとえ下手でも、続けていくことで、さらに美味しいものを作ることができるようになるでしょう。
煮込み料理を美味しく作るためには、水分量を上手に調整して、素材本来の持ち味を活かすことが大切です。
水分が豊富な白菜を煮込むときには、素材からの水分を無視して調味料を加えると、味が余計に薄まって台無しになります。
保温性の高い鍋を使い、白菜の水分を利用して蒸し煮にすることで、控えめな塩分量でも旨みを濃縮することができます。
白身魚の煮付けを作る場合には、最後には水分を十分に蒸発させて、甘辛い状態にすると美味しく仕上がります。
白身魚は味わいがタンパクですから、あっさりとした薄味の煮汁にしてしまうと、全体的に物足りなくなります。
関西風であっても、魚の煮込み料理の場合には濃い味付けにして、タンパクな白身と調和させるのが普通です。
表面に美しい照りを出させるために、最後に水飴を加える方法もありますが、この場合でも余計な水分は飛ばす必要があります。
根菜の煮込み料理についても、水分量を上手に調節しながら、適度に歯ごたえが残るように加熱すると美味しくなります。
豚汁を作る場合には、最初に素材を油炒めにして余計な水分を飛ばせば、コクのある汁物料理になります。
味噌汁を作るときには、素材から出る旨みも考慮して水の量を決めれば、繊細な味わいになります。
Last update:2020/7/22